みしょのねこごや

Diary - 2016年3月

落葉松というのはこんなにねっとりとした曲だったのか,と呆れるような演奏ができた。これではメンヘラ松だ。

まあ,こんな春の陽気の中で,秋の夕暮れに雨のなか落葉松林をうろつきながら過去を思い返す自分に酔いしれる男の曲を弾くのだからそんな感じにもなるのだろう。女になったつもりで弾くべきなのか。

日本のありとあらゆる社会問題,「日本にお金がない」で説明可能な気がしてきた。

もっとお金があれば,保育園をたくさん作って,保育士の給料を増やせて(→保育士が増えて),介護施設も増えて(←介護士が増えて),バスの運転手にもちゃんと賃金を払えて過重労働も無くなって,産休・育休に対してちゃんと代貸員を雇用できるから気軽にとれるようになって,子供の教育費負担も減って,ほぼ全ての社会問題がこれで解決できそう。

ではなぜお金が無いのか,だけど,それは単に,昔は人口 bonus の時期だったからお金があるように見えただけで,当時から価値創造力なんて無かったんですね……。だから黄金期が終わって生身の価値創造力に頼らなければならなくなって破綻したと。

そんなことを,益川塾の公募条件(最高月収32万円(税引き前))を見ながら考えてた。お金のある場所に行った方が(出ていくお金も多いけど)たくさんお金をもらえますね。

一方で,ישראל の社会問題はお金じゃ解決できないものが多いから困りますね。


ちなみに落葉松(落葉松林をうろつく70代女性版)はかなりすっきりした感じになりました。